【ルール】 今さら聞けないテニスの点数数え方。「ラブ」「デュース」って何?

「テニス、始めてみたいな!」
そう思ってスポーツクラブを調べてみたり、実際に体験レッスンに参加してみたり…そんな健康意識の高いあなたは、きっと新しい挑戦への期待で胸がいっぱいでしょう。
でも、ちょっと待ってください。「テニスって、点数の数え方が独特で難しいって聞いたことがあるけど…」
「『ラブ』って何?」「『デュース』ってどういう時に言うの?」
そんな疑問や不安を抱えていませんか?
「今さらこんなこと聞けないよな…」
ご安心ください!テニスは、その独特の点数数え方ゆえに「難しそう」と感じてしまう方が本当に多いんです。でも、大丈夫!誰もが最初は同じ疑問を抱き、少しずつ覚えていくものです。
この記事では、あなたが安心してテニスを楽しめるよう、テニスの点数数え方について、初心者の方にも分かりやすく、そして親身になって解説していきます。これを読めば、あなたも自信を持ってテニスコートに立てるようになるはずですよ!

「ラブ」って何?
テニスの基本の数え方を知ろう!
まずは、テニスのゲームでポイントを数えるための最も基本的なルールから見ていきましょう。
テニスでは、サッカーやバスケットボールのように「1点、2点…」と数えるのではなく、独特の表現を使います。そして、その中でも特に多くの人が「?」となるのが「ラブ(Love)」ではないでしょうか。
テニスにおける「ラブ」とは「0点」のこと
そう、「ラブ」とは、なんと「0点」を意味するんです。
「なぜ愛を意味する『Love』が0点なの?」と不思議に思いますよね。これには諸説ありますが、最も有力なのは、フランス語で卵を意味する「l'oeuf(ルーフ)」が転じて英語の「Love」になったという説です。卵の形が「0」に似ていることから、そのように呼ばれるようになったと言われています。なんともおしゃれな由来ですよね!
ポイントの進み方:15、30、40、ゲーム
では、0点(ラブ)からどのようにポイントが進んでいくのか見ていきましょう。
テニスでは、1ゲームの中で以下の順でポイントが加算されていきます。
1. 0点(ラブ)
2. 1点目:15(フィフティーン)
3. 2点目:30(サーティー)
4. 3点目:40(フォーティー)
5. 4点目:ゲーム(ゲーム)
相手より先に4ポイント取ると、そのゲームを獲得できます。ただし、「40-40」になった場合は特別なルールがあるので、それは次の項目で詳しくご説明しますね。
得点表示の例
- サーバー側が0点、レシーバー側が0点の場合:「ラブ・ラブ!」
- サーバー側が1点、レシーバー側が0点の場合:「フィフティーン・ラブ!」
- サーバー側が1点、レシーバー側が1点の場合:「フィフティーン・オール!」 (同点の場合は「オール」と言います)
- サーバー側が2点、レシーバー側が1点の場合:「サーティー・フィフティーン!」
- サーバー側が3点、レシーバー側が0点の場合:「フォーティー・ラブ!」
このように、最初にサーブを打つ側の得点から先にコールし、その後に相手の得点をコールするのが一般的です。
最初は戸惑うかもしれませんが、何度か声に出して練習してみるとすぐに慣れますよ。「フィフティーン!」、「サーティー!」、「フォーティー!」と口に出してみましょう!まずはこの基本の数え方さえ分かれば、安心してテニスを始めることができます。

これが分かれば試合がもっと面白い!
「デュース」と「アドバンテージ」
テニス独特の数え方で、もう一つ多くの人が疑問に感じるのが「デュース」と「アドバンテージ」ではないでしょうか。ここを理解すると、テニスの試合が俄然面白くなりますよ!
「40-40」はなぜ「デュース」?同点の攻防が熱い!
先ほど「相手より先に4ポイント取るとゲームを獲得できる」とお話ししましたね。しかし、もし両方のプレイヤーが3ポイントずつ取り、「40-40」になった場合、ここでゲームは終わりません。この状態を「デュース(Deuce)」と呼びます。
「デュース」とは、「同点」や「対等」という意味合いを持ちます。テニスでは、単に4ポイント取れば勝ち、というわけではなく、「2ポイント差をつけてゲームを取る」というルールがあるからです。
つまり、デュースになったら、どちらかのプレイヤーが2ポイント連続で取るまでゲームが続くことになります。
「アドバンテージ」とは?ゲーム取得まであと1点!
デュースになった後、どちらか一方のプレイヤーが1ポイントをリードした場合、そのプレイヤーは「アドバンテージ(Advantage)」の状態になります。
- アドバンテージ・サーバー (Ad-in / アドバンテージ・イン):サーブを打つ側が1ポイントリードしている状態。
- アドバンテージ・レシーバー (Ad-out / アドバンテージ・アウト):サーブを受ける側が1ポイントリードしている状態。
アドバンテージを取ったプレイヤーは、次にポイントを取ればゲームを獲得できます。しかし、もしアドバンテージを取ったプレイヤーが次のポイントを失うと、再び「デュース」に戻ってしまうのです!
デュースからのゲームの流れ
例えば、ゲームカウントが「40-40(デュース)」になったとします。
1. A選手がポイントを取った場合: A選手が「アドバンテージ・イン」(または「アドバンテージ・サーバー」)となります。
2. A選手がさらに次のポイントを取った場合: A選手がそのゲームを獲得します。
3. しかし、もしA選手が次のポイントを失い、B選手がポイントを取った場合: 再び「40-40(デュース)」に戻ります。
このデュースとアドバンテージの繰り返しこそが、テニスの試合をドラマチックにし、観ている人をハラハラドキドキさせる醍醐味なんです。なかなかゲームが決まらない時には「もう一度デュース!」と応援に力が入る場面も多いですよ。
最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、実際にコートで体験すると「なるほど!」と腑に落ちるはずです。焦らず、少しずつ理解していきましょう!

「ゲーム」「セット」「マッチ」の関係性で
全体の流れを把握しよう
テニスは「ゲーム」を積み重ねて「セット」を取り、「セット」を積み重ねて「マッチ」を制するという構造になっています。全体の流れを把握することで、試合のどこに注目すれば良いかが見えてきて、テニスがもっと楽しくなりますよ。
「ゲーム」:ポイントを積み重ねて獲得するもの
先ほど詳しく解説した「ラブ」「15」「30」「40」というポイントの数え方で、4ポイント(2ポイント差以上)を先取すると、1つの「ゲーム」を獲得したことになります。
例えば、「6-4」といったスコアで表示される数字は、この「ゲーム」の取得数を表しています。
「セット」:ゲームを積み重ねて獲得するもの
次に、この「ゲーム」を積み重ねていくと「セット」を奪取できます。
通常、テニスでは相手より先に6ゲームを取ると、1つのセットを獲得します。
ただし、ここにも大事なルールがあります。それは「2ゲーム差をつけてセットを取る」というルールです。
セット獲得の例
- 「6-4」:リードしているプレイヤーが2ゲーム差をつけているので、セット獲得。
- 「6-3」:リードしているプレイヤーが3ゲーム差をつけているので、セット獲得。
- 「6-5」:まだ1ゲーム差しかないので、セットは決まりません。次のゲームでリードしているプレイヤーが勝てば「7-5」でセット獲得。もし負ければ「6-6」となり、特別なルールに移ります。
#### 6-6になったら「タイブレーク」!
もしゲームカウントが「6-6」になった場合、勝敗を決めるために「タイブレーク(Tie-Break)」と呼ばれる特別なゲームが行われます。
タイブレークは、通常のゲームとは異なり「1点、2点、3点…」と数え、先に7ポイント取った方がセットを獲得します。ここでも「2ポイント差をつけて勝利」というルールが適用されるため、7-6や8-6のように2ポイント差をつけるまで試合が続きます。
タイブレークは、試合の展開が速く、どちらが勝つか分からない緊張感が魅力です。これもぜひ覚えておきたいルールですね。
「マッチ」:セットを積み重ねて最終的な勝者となる!
最後に、規定の数の「セット」を先取すると、試合全体の勝者となり「マッチ(Match)」を獲得します。
一般的な試合形式としては、以下の2つが多いです。
- 3セットマッチ(ベストオブ3):先に2セット取った方が勝ち。
- 5セットマッチ(ベストオブ5):先に3セット取った方が勝ち。(主にグランドスラム男子シングルスなど、プロの大きな大会で採用されます)
ほとんどの草トーナメントやテニススクールの試合では「3セットマッチ」または「1セットマッチ(先に6ゲーム取れば勝ち)」が採用されることが多いでしょう。
このように、「ポイント」→「ゲーム」→「セット」→「マッチ」という階層を理解すると、テニスの試合がどのように進んでいくのか、全体像を把握しやすくなります。スコアを見たときに「今、どのくらいの状況なんだろう?」とすぐに理解できるようになりますよ!
覚えておくと安心!
テニスを楽しむためのプチ知識
点数数え方の基本を理解したところで、実際にテニスを楽しむ上で役立つプチ知識をいくつかご紹介します。
積極的に得点をコールしてみよう!
テニススクールや仲間との練習試合では、審判がいないことがほとんどです。その場合、プレイヤー自身が声を出して得点をコールします。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、「フィフティーン・ラブ!」「サーティー・オール!」「デュース!」などと積極的に声に出してみましょう。
- 自分のサービスゲームの時は、まず自分の点数を先にコール
- レシーブゲームの時は、まず相手の点数を先にコール
例えば、自分のサーブで1点取ったら「フィフティーン・ラブ!」、相手が1点取ったら「ラブ・フィフティーン!」といった具合です。声に出すことで、自分も相手も今の状況を正確に把握でき、スムーズな試合進行につながります。
最初は間違えても大丈夫!コーチや周りの仲間が優しく教えてくれますから、どんどんチャレンジしてみてくださいね。
分からなくなったら、すぐに聞くのが一番!
テニスは紳士淑女のスポーツと言われるだけあって、ルールやマナーを重んじる文化があります。しかし、それは決して初心者を突き放すものではありません。
もし試合中に点数が分からなくなったり、「今、どっちのサービスゲームだっけ?」と混乱したりしたら、遠慮なく「すみません、今の点数教えてもらえますか?」と相手や周りの人に尋ねてみましょう。
ほとんどの場合、皆さん快く教えてくれますし、むしろ「分からないことを聞くのは良いことだね」と前向きに捉えてくれるはずです。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥、ではないですが、モヤモヤしたままプレイするよりもずっと良い結果に繋がります。
プレイ以外にも注目するともっと楽しい!
テニスは、ただボールを打つだけでなく、戦略や心理戦も奥深いスポーツです。プロの試合を観る時も、ただ華麗なショットだけでなく、
- デュースからのポイントの取り合い
- ゲームを先取するための集中力
- タイブレークでの駆け引き
といった点に注目すると、より一層面白く感じられるはずです。
テニススクールやスポーツクラブに入会すれば、同じ初心者の方々と一緒に学ぶ機会がたくさんあります。ルールを共有し、一緒に上達していく喜びは何物にも代えがたい経験になるでしょう。
まとめ:自信を持って、テニスを楽しもう!
今回は、テニスの点数数え方について、「ラブ」「デュース」「アドバンテージ」といった特徴的な用語を中心に、その意味と試合の流れを解説しました。
最初は難しく感じるかもしれませんが、ポイントの取り方からゲーム、セット、マッチへと段階的に理解を進めることで、きっとテニスの面白さが倍増するはずです。
- 「ラブ」は0点! 15、30、40と数えて4ポイント先取でゲームゲット!
- 「デュース」は40-40の同点! ここから2ポイント連取するとゲームが決まる!
- 「アドバンテージ」はデュース後のリード! 次のポイントを取ればゲームゲット!
この独特の数え方も、テニスの歴史や文化を感じさせる魅力の一つです。
スポーツクラブで新しい一歩を踏み出そうとしているあなた。テニスは生涯楽しめる素晴らしいスポーツです。健康増進はもちろん、新しい仲間との出会いや、目標に向かって努力する喜びなど、たくさんの素晴らしい経験があなたを待っています。
点数の数え方は、慣れが一番大切です。少しずつ覚えて、自信を持ってテニスコートへ向かいましょう!あなたのテニスライフが素晴らしいものになることを心から願っています!


