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〜健康とスポーツの上達ヒント〜

2026/09/09 スイミング

【呼吸】 苦しくない!クロールの息継ぎが劇的にラクになる「吐く」コツ

「クロールを始めたいけれど、息継ぎがどうにも苦手で……」

 

「顔を上げた途端に息が苦しくなって、前に進めないんです」

 

「水泳って全身運動で健康に良さそうだけど、息継ぎでいつも挫折してしまう」

 

もしあなたが、そんな風に感じているなら、どうかご安心ください。水泳、特にクロールの息継ぎで「苦しい」と感じるのは、決してあなただけではありません。多くの方が同じ悩みを抱え、そこでつまずいてしまうのは、実は「ある大切なこと」を見落としているからかもしれません。

 

水泳は全身運動の最も効果的スポーツの一つとも言われ、心肺機能の向上、脂肪燃焼、ストレス解消など、素晴らしい効果がたくさんあります。せっかくなら、もっと気持ちよく、もっと長く泳ぎ続けたいですよね。

 

この記事では、「吸う」ことばかりに意識が行きがちな息継ぎにおいて、実は最も重要となる「吐く」ことに焦点を当てて解説していきます。この「吐く」コツをマスターすれば、あなたのクロールの息継ぎはラクになり、水中での新しい世界が開けるはずです。

 

さあ、一緒に「苦しくない」水泳への扉を開いていきましょう!

 

 

1.

なぜ息継ぎは苦しいの?

吸う」より「吐く」が重要な理由

 

クロールの息継ぎで苦しくなる最大の原因は、「息を吸えていない」ことだと思われがちです。しかし、実はその手前にある「息を吐ききれていない」ことの方が、はるかに大きな問題なのです。

 

想像してみてください。満杯になったコップに、さらに水を注ぐことはできませんよね?あなたの肺も同じです。古い空気が肺の中に残ったままだと、どんなに頑張っても新鮮な空気を十分に吸い込むことはできません。結果として、呼吸が浅くなり、酸欠状態に陥りやすくなって「苦しい」と感じてしまうのです。

 

水泳において息を吐くことは、陸上での呼吸とは大きく異なります。陸上では意識せずとも自然と息を吐き出せますが、水中では水圧がかかるため、意識的にしっかりと息を吐き出さないと、肺の中に古い空気がたまりやすいのです。

 

だからこそ、息継ぎの際には「吸うこと」よりも「吐くこと」を優先し、意識的に、そしてしっかりと水中で息を吐き切ることが非常に重要になります。古い空気を完全に吐き出し、次に顔を上げたときに、新鮮な空気をたっぷりと吸い込めるようになるのです。

 

この原理を理解するだけでも、あなたの息継ぎに対する意識は大きく変わるはずです。

 

 

2.

水中で「泡を出す」練習から始めよう!

リラックスして吐き出すコツ

 

「水中で息を吐く」と聞くと、なんだか難しそう、息が持たなそう、と感じるかもしれませんね。でも大丈夫です!まずは、簡単な練習から始めて、水中で息を吐く感覚に慣れることから始めましょう。

 

2-1. 【ステップ1】洗面器で「ブクブク」練習

 

まずは、洗面器に水を張り、顔をつけて「ブクブク」と泡を出す練習から始めましょう。

 


        
  • 顔を水につける前に、大きく息を吸い込みます。

 


        
  • 顔を水につけたら、口と鼻からゆっくりと息を吐き出し、泡を出します。

 


        
  • 「ぶくぶく」「ぼこぼこ」と音を立てるイメージで、吐きます。

 

この時、肩の力を抜き、リラックスすることが大切です。最初は息が続かなくても、少しずつ長く吐けるようになります。慣れてきたら、鼻だけで吐いたり、口だけで吐いたりと、色々な方法を試してみてください。

 

2-2. 【ステップ2】プールで「フ〜ッ」と長く吐き出す練習

 

プールで顔を水面につけて息を吐く練習です。

 


        
  • プールの縁に捕まり、深く息を吸い込みます。

 


        
  • 顔を水につけたら、鼻からできるだけ長く、そしてゆっくりと「フ〜ッ」と息を吐き出します。

 


        
  • 泡が途切れることなく、まるで煙のように長く吐き出せるのが理想です。

 

この練習は、水圧の中でしっかりと息を吐き出す感覚を養うのに非常に効果的です。特に鼻から吐く練習は、泳いでいる最中に鼻に水が入るのを防ぐ上でも役立ちます。無理せず、自分のペースで、心地よいと感じる範囲で続けてください。

 

 

3.

クロールで息継ぎする直前まで

「吐き続ける」意識が鍵

 

いよいよ、実際にクロールで泳ぐ際の「吐く」コツです。ここからは、ただ息を吐くのではなく、「いつ、どのように吐くか」が重要になります。

 

3-1. 顔が水中にある間は「ずっと吐き続ける」

 

クロールは、左右交互に腕を回しながら進む泳法です。このストローク中、あなたの顔はほとんどの時間、水中にありますよね。この「顔が水中にある時間」を最大限に活用して、息を吐き続けることが、息継ぎをラクにする一番のポイントです。

 


        
  • 意識すること: 顔が水に入った瞬間から、次の息継ぎで顔を上げる直前まで、鼻から少しずつ、しかし確実に息を吐き出し続けます。

 


        
  • イメージ: 水中でゆっくりと線香花火の煙が上がっていくように、細く長く泡を出し続けてください。肺の中の古い空気を常に排出している状態を保ちます。

 

この「吐き続ける」意識があれば、顔を上げたときに肺にはほとんど古い空気が残っていません。だから、吸うべき空気だけを効率的に取り込めるようになるのです。

 

3-2. 顔を上げる直前に「フッ」と残りの息を吐き切る

 

そして、いよいよ息継ぎのために顔を水面から上げる瞬間です。この直前には、残っている息を「フッ!」と少し強めに吐き切る意識を持つと、よりスムーズに呼吸ができます。

 


        
  • タイミング: 息継ぎする側の腕が、体の横を通り過ぎ、水面から顔を上げ始める寸前です。

 


        
  • 動作: 「フッ」と吐き切ることで、口の周りの水を払い飛ばし、新鮮な空気を吸い込むためのスペースを作ります。

 

この一連の流れ、「水中では長く吐き続け、顔を上げる直前にフッと吐き切る」を意識できるようになると、吸う動作が驚くほど楽になります。焦って吸おうとするのではなく、「しっかり吐き切る」ことに集中してみてください。

 

最初は難しく感じるかもしれませんが、プールの壁を蹴って進む短い距離からでも構いません。この「吐く」意識を持って泳いでみてください。

 

 

4.

息継ぎの動作と「吐く」コツを

連動させるポイント

 

「吐く」コツを理解したら、いよいよクロールの動き全体と連動させて、より自然でスムーズな息継ぎを目指しましょう。

 

4-1. 体の軸を意識した「ローリング」と呼吸の連動

 

クロールの息継ぎは、顔だけを水面から上げるのではなく、体の軸(体幹)を左右に回転させる「ローリング」という動きと連動させるのが基本です。このローリングに合わせて息を吐き、吸うことで、無理なく効率的な呼吸が可能になります。

 


        
  • 腕のプル(水をかく)動作と連動: 息継ぎをする側の腕が水中でプル(水をかく)動きを始める時、同時に体をその方向へローリングさせ、息を吐き始めます。

 


        
  • 息継ぎのタイミング: プル動作の後半、体が十分に回転し、水面から顔を出しやすくなったタイミングで、残りの息を「フッ」と吐き切り、素早く新鮮な空気を吸い込みます。

 


        
  • 顔の向き: 顔は水面からほんの少しだけ出し、目線は肩の方向、つまり後ろを見るようなイメージで、水面と平行になるようにします。顎を引きすぎず、自然な姿勢を保ちましょう。

 

ローリングを意識することで、呼吸のために無理に頭を上げたり、体が沈んだりするのを防ぎ、効率的に前へ進みながら息継ぎができるようになります。

 

4-2. 慌てずに「吐く」ことに集中!よくある間違いと対策

 

息継ぎが苦しいと感じる方は、ついつい慌てて吸おうとしてしまいがちです。しかし、これがさらに呼吸を苦しくする悪循環を生んでしまうことがあります。

 


        
  • よくある間違い1:息を止めてしまう

 

* 水中で息を止めてしまうと、顔を上げたときに一度に大量の古い空気を吐き出さなければならず、吸う時間が短くなってしまいます。

 

* 対策: 顔が水中にある間は、常に泡を出していることを意識してください。鼻から少しずつでもOKです。

 


        
  • よくある間違い2:顔を上げるタイミングで初めて吐こうとする

 

* これでは新鮮な空気を吸うための準備ができていません。

 

* 対策: 顔が水中にある間に「吐き続ける」ことが最重要です。顔を上げるのは、吐き切った後で「吸うため」と割り切りましょう。

 


        
  • よくある間違い3:焦って吸い込もうとする

 

* 焦ると喉が締まり、かえって空気が入りにくくなります。

 

* 対策: 吐き切っていれば、自然と息は入ってきます。無理に吸い込もうとせず、リラックスして口を少し開けるだけで、勝手に空気が入ってくるのを待つような感覚です。

 

水泳は全身の協調性が求められるスポーツです。すべての動作を完璧にこなそうとせず、まずは「吐く」ことに意識を集中してみてください。少しずつ、確実にあなたの泳ぎは変わっていきます。

 

まとめ:

苦しさから解放されて、水泳をもっと楽しもう!

 

今回は、クロールの息継ぎで多くの人がつまずく「苦しさ」を解消するための「吐く」コツについて、詳しく解説しました。

 


        
  • 息継ぎが苦しいのは、「吸えない」のではなく「吐ききれていない」から。

 


        
  • 水中で意識的に「泡を出す」練習から始め、水中で息を吐く感覚に慣れる。

 


        
  • クロール中は、顔が水中にある間は「ずっと吐き続け」、顔を上げる直前に「フッ」と吐き切る。

 


        
  • 体のローリングと呼吸を連動させ、慌てずに「吐く」ことに集中する。

 

これらのコツを意識して練習を重ねることで、あなたのクロールは変わり、「苦しい」という感覚から解放されるはずです。息継ぎが楽になれば、心にも余裕が生まれ、水中をスイスイと進む爽快感を全身で感じられるようになります。

 

水泳は、全身の筋肉を使いながら、関節への負担が少ない優れた有酸素運動の一つです。ストレス解消、心肺機能の向上、ダイエット、美しい姿勢作りなど、数えきれないほどの健康効果が期待できます。

 

もし、今スポーツクラブへの入会を検討されているなら、ぜひこの機会にスイミングに挑戦してみてはいかがでしょうか。専門のコーチが丁寧に指導してくれるスポーツクラブなら、今回ご紹介した「吐く」コツはもちろん、あなたのレベルに合わせた最適なアドバイスをもらえます。

 

新しい「自分」を発見する喜びと、水中で得られる開放感を、ぜひ体験してください。あなたの水泳ライフが、もっと楽しく、もっと豊かなものになることを心から願っています!

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