STEP UP GUIDE
〜健康とスポーツの上達ヒント〜
【ボール】 ドッジボールで投げ方・取り方が上手くなる練習法

「うちの子、ドッジボールがちょっと苦手で…」
「ボールが飛んでくると、ついつい目を瞑って避けちゃうんです…」
「なかなか遠くまで投げられなくて、いつも悔しそうにしているのを見ていると、親としても心が痛みますよね。」
スポーツクラブへの入会をご検討中の保護者の皆様、そして健康意識の高い皆様、こんにちは!
お子さんがドッジボールで少し苦手意識を持っている、または「もっと上手くなりたい!」と思っているなら、大丈夫です。ボール遊びは、お子さんの成長に欠かせない素晴らしい経験であり、ドッジボールは全身運動を通して様々な能力を育む絶好の機会です。
「運動神経がないから…」なんて心配は要りません。正しい練習方法と少しのコツを知れば、多くのお子さんがボールと仲良くなり、ドッジボールを心から楽しめるようになります。
この記事では、お子さんがドッジボールの「投げ方」と「取り方」を上達につながる、優しくて効果的な練習法をご紹介します。ボールが苦手だった子が、自信を持ってボールを投げ、そしてキャッチできるようになる。その喜びを、ぜひお子さんと一緒に体験してみませんか?

ドッジボールが子どもの成長に
もたらす驚きの効果!
ドッジボールは、ただの「ボール当てゲーム」ではありません。お子さんの心と体の成長にとって、計り知れないほどのポジティブな影響をもたらす素晴らしいスポーツなのです。スポーツクラブのキッズ体育でも、ボール運動は非常に重要な要素として取り入れられています。
具体的に、ドッジボールは次のような能力を育みます。
- 運動能力全般の向上:
* 走る・跳ぶ: ボールを避ける、相手に近づく、逃げるなど、コートを縦横無尽に走り回ることで、心肺機能や下半身の筋力が鍛えられます。
* 投げる: 狙ったところにボールを投げようとすることで、腕力はもちろん、全身を使った投球フォームが身につきます。
* 捕る: 飛んでくるボールを目で追い、手で受け止めることで、動体視力や反応速度、手の協調性が向上します。
- 判断力・瞬発力・集中力の育成:
* いつボールを投げるか、どこへ逃げるか、どのボールを捕るかなど、一瞬の状況判断が求められます。
* ボールの動きに集中し、素早く反応する能力が養われます。
- 協調性・コミュニケーション能力の向上:
* チームメイトと協力し、声をかけ合ってパスを繋いだり、守り合ったりすることで、チームワークの大切さを学びます。
* 作戦を立てる、励まし合うなど、自然とコミュニケーションの機会が増えます。
- ストレス解消・自己肯定感の向上:
* 思いっきり体を動かすことで、日頃のストレスを解消できます。
* ボールが投げられた、キャッチできた、相手に当たった!といった成功体験が、お子さんの自信と自己肯定感を高めます。
このように、ドッジボールは「できた!」という喜びを通して、お子さんの総合的な成長を力強くサポートしてくれるのです。

もう怖くない!ボールが大好きになる
「取り方」のコツと練習法
ドッジボールが苦手な子の多くは、「ボールが当たるのが怖い」という気持ちが根底にあります。まずはこの「恐怖心」を取り除き、ボールと仲良くなることから始めましょう。
ボールが大好きになる「取り方」のコツ
1. 「ボールは友達!」精神:
「ボールは怖くないよ、君と遊びたがっているんだ」と、優しい言葉で声をかけてあげましょう。ボールを擬人化するのも効果的です。
2. 目でしっかり追う:
ボールから目を離さないことが最も重要です。目でボールを追うことで、次にどこへ来るか予測しやすくなります。
3. 両手で受け止める:
片手でボールを取ろうとすると、弾いてしまったり、指を痛めたりする原因になります。必ず両手を広げて、包み込むように受け止めましょう。
4. 「お腹で抱える」イメージ:
飛んできたボールを、手のひらだけで受け止めようとすると衝撃が強いです。腕を柔らかくし、お腹の辺りで全身を使って抱きかかえるように受け止める意識を持つと、衝撃が和らぎ、安定してキャッチできます。
自宅でもできる!安心・安全な「取り方」練習法
- ステップ1:まずは「柔らかいボール」から慣れる
* 風船キャッチ: まずは風船で、ボールが当たっても痛くないことを体験させましょう。風船はゆっくり落ちてくるので、目で追う練習にも最適です。
* ビーチボール・スポンジボール: 次に、少し重さのあるビーチボールやスポンジボールを使います。保護者の方が優しく投げ、両手でキャッチする練習をします。
* 「よし、ナイスキャッチ!」「ボールと友達になれたね!」と、たくさん褒めてあげることが大切です。
- ステップ2:壁当てキャッチでボールに集中
* 柔らかいボールで、自分で壁に優しくボールを投げ、跳ね返ってきたボールをキャッチする練習です。最初は距離を近くし、徐々に離してみましょう。
* 誰かに投げてもらうよりも、自分で投げたボールなので「怖さ」が軽減されます。ボールの軌道を目で追うことに集中できます。
- ステップ3:やさしいパスキャッチで「受け止める」感覚を養う
* 保護者や友達と、短い距離から優しいパスキャッチを行います。最初は「ポーン」と山なりに、速度を抑えて投げましょう。
* 「両手で包み込むように」「お腹で抱えるように」というコツを意識させ、ボールを受け止める感覚を掴ませます。
- ステップ4:ワンバウンドキャッチで衝撃を吸収
* 少し強めのボールでも、ワンバウンドさせてからキャッチすると、衝撃が弱まります。
* 保護者の方が地面にボールをバウンドさせ、跳ね上がってきたボールを両手でキャッチする練習です。ボールのバウンドに合わせて、タイミングよく手を出す練習になります。
- ステップ5:転がしボールキャッチで姿勢を低く
* 転がってくるボールをキャッチする練習です。低い姿勢でボールを受け止める練習にもなりますし、ドッジボールでは、地面を転がってくるボールを処理する場面も多いので実践的です。
これらの練習を繰り返すことで、お子さんはボールに対する恐怖心を克服し、「ボールって楽しい!」という気持ちを育むことができるでしょう。

狙い撃ち!かっこいい「投げ方」を
マスターするステップ
「投げ方がぎこちなくて、なかなか遠くまで飛ばない…」「狙ったところにボールが当たらない…」といったお悩みも、多くの保護者の方が抱えています。正しい投げ方の基本を身につければ、お子さんは自信を持って力強くボールを投げられるようになります。
かっこいい「投げ方」のコツ
1. 体を大きく使う:
腕の力だけで投げようとすると、ボールは遠くまで飛びません。足を踏み出し、腰をひねり、全身の力をボールに伝える意識が大切です。
2. 軸足を踏み出す:
ボールを投げる側の手と逆の足(右投げなら左足、左投げなら右足)を、目標に向かって大きく踏み出します。この踏み出しが、ボールに力を伝えるための「土台」となります。
3. 肘を高く上げて「鞭のように」:
ボールを投げる腕の肘は、肩よりも高い位置に上げましょう。そして、肘から先をムチのようにしならせるイメージで投げると、スピードとコントロールが安定します。
4. フォロースルーで投げ切る:
ボールを投げ終わった後も、腕を目標の方向にしっかり振り切ります。これを「フォロースルー」と呼び、ボールの勢いを最後まで伝え、コントロールを安定させるために重要です。
段階的にマスター!「投げ方」上達練習法
- ステップ1:ボールに慣れて「下投げ」から始める
* まずは、ボールを優しく転がしたり、下からポーンと山なりに投げたりすることから始めましょう。重力を使ってボールをリリースする感覚を掴みます。
* 「力いっぱい投げる」ことよりも、「狙ったところに優しく届ける」ことを意識させます。
- ステップ2:正しいフォームを「分解して」覚える
* シャドーピッチング: ボールを持たずに、鏡の前で投げ方のフォームを真似してみましょう。軸足の踏み出し、肘の高さ、体のひねり、フォロースルーまで、一つ一つの動きを確認します。
* ゴムチューブ練習: 柱などにゴムチューブを結び、反対側を手に持って、投げるフォームで引っ張る練習をします。負荷がかかることで、体の使い方を意識しやすくなります。
- ステップ3:的当てゲームでコントロール力を磨く
* 新聞紙を丸めた的や、フープなどを壁に貼り、そこにボールを当てるゲームをします。最初は距離を近く、ターゲットを大きく設定し、徐々に距離を離したり、ターゲットを小さくしたりしましょう。
* 的に当たると、「ピンポン!」などと声をかけて褒めてあげると、モチベーションアップにつながります。
- ステップ4:遠投練習でボールに力を伝える感覚を掴む
* 広場など安全な場所で、無理のない距離から遠投練習を始めます。最初は目標物まで届かなくても大丈夫です。
* 「もっと遠くまで!」と声をかけるのではなく、「体を大きく使って投げてみよう」「投げ終わった後も腕を振り切ってごらん」と、具体的なアドバイスを与えましょう。
- ステップ5:実践!ドッジボール形式練習
* いよいよ実践形式です。保護者や友達と、軽くパスを交換したり、動いている相手(ゆっくり歩いている人など)を狙って優しく投げる練習をします。
* 「当てること」よりも、「狙ったところにボールを投げられるか」に焦点を当てましょう。
これらの練習は、焦らず、お子さんのペースに合わせて進めることが大切です。少しずつでも上達を実感できれば、お子さんのやる気はどんどん高まっていきます。

自宅でできる!
親子で楽しく上達するドッジボール練習メニュー
ドッジボールの上達には、継続的な練習が不可欠です。でも、「練習」と思うと気が重くなることもありますよね。そこで、ご家庭で親子で楽しくできる練習ゲームをいくつかご紹介します。遊び感覚で取り組めるので、お子さんも飽きずに続けられますよ。
1. ボール運びリレー
* 目的: ボールに慣れる、体とボールの協調性。
* 遊び方: ボールを足で挟んでピョンピョン跳ねたり、手を使わずに床を転がしたりして、コーンや目標物まで運び、戻ってくるリレーです。複数人いればチーム対抗にしても楽しいでしょう。
2. 新聞紙ドッジボール
* 目的: ボールへの恐怖心軽減、投げ方・取り方の練習。
* 遊び方: 新聞紙を丸めて作った柔らかいボール(複数個用意)でドッジボールをします。室内でも安全に遊べ、当たっても痛くないので、思い切り投げたり、キャッチしたりできます。的当てゲームとしても活用できます。
3. バウンドキャッチゲーム
* 目的: 状況判断力、キャッチの反応速度。
* 遊び方: 親がボールをバウンドさせ、子どもがキャッチします。最初はワンバウンドで、慣れてきたらツーバウンド、スリーバウンドと増やしたり、バウンドさせる位置を変えたりして難易度を上げましょう。親子で投げ合い、キャッチし合うのも楽しいです。
4. 親子キャッチボール
* 目的: 投げ方・取り方の総合練習、距離感の把握。
* 遊び方: まずは短い距離から、柔らかいボールでキャッチボールを始めます。慣れてきたら、少しずつ距離を離したり、ボールのスピードを上げてみたりしましょう。お子さんのフォームを褒めたり、「もっと肘を上げてみようか」と優しくアドバイスしたりしながら進めます。
5. 「おにごっこ」ドッジ
* 目的: 動きながらのボールコントロール、俊敏性。
* 遊び方: 鬼がボールを持ち、追いかける人を狙ってボールを投げる(またはタッチする)おにごっこです。ボールは新聞紙ボールなどの柔らかいものが安全です。相手の動きを予測してボールを投げる練習になります。
これらの練習を親子で一緒に取り組むことで、お子さんの運動能力が向上するだけでなく、親子のコミュニケーションも深まります。大切なのは、「できた!」という成功体験をたくさん積み重ねること。そして、「失敗しても大丈夫!」という安心感を与えることです。
まとめ:
ボール遊びで育む、お子さんの
「できた!」という自信
ドッジボールの投げ方や取り方は、一朝一夕で身につくものではありません。しかし、今回ご紹介した練習法を焦らず、お子さんのペースで楽しく続けていけば、上達を実感しやすくなるでしょう。
最初はボールを怖がっていた子が、いつの間にか笑顔でボールを追いかけ、力強く投げ、そして見事にキャッチする。その成長の過程は、きっと保護者の皆様にとってかけがえのない喜びとなるでしょう。そして何より、「できなかったことが、できるようになった!」という経験は、お子さんの大きな自信となり、これからの人生を前向きに生きるための大切な糧となります。
スポーツクラブのキッズ体育では、専門のコーチがお子さんの発達段階に合わせたプログラムで、ボール遊びの楽しさ、そして運動することの喜びを伝えています。安全な環境で、お友達と一緒に体を動かすことで、協調性や社会性も自然と育まれます。
もし、お子さんの「もっと上手くなりたい!」という気持ちを応援したい、あるいは「運動の機会を与えたい」とお考えでしたら、ぜひ一度、当クラブの体験クラスにもお越しください。きっと、お子さんの新しい「できた!」が見つかることでしょう。
お子さんのキラキラした笑顔と、成長を心から応援しています!

【アイアン】 ダフリ・トップをなくす。「ダウンブロー」に打つための意識改革
【スマッシュ】 決まらない人へ。打点と角度で“沈む”スマッシュ
【クロール】 バタ足で進まない原因は?太ももから動かすコツを解説
